物件種別 | 分譲マンション |
住所 | 神奈川県藤沢市 |
竣工年月 | 1987年8月(リノベーション当時 築36年) |
構造 | RC造 |
間取り(面積) | 2DK→1LDK(48㎡) |
元々2DKだったお部屋は、前の所有者によって一度リフォームされ、1LDKに近い形になっていました。しかし、欄間や下がり壁が残っており、完全な1LDKとは言い難い状態でした。そこで、これらの仕切りをすべて取り除き、広々とした1LDKに変更しました。
この物件は天井が通常のマンションよりも高いため、コンクリート調のアクセントクロスを施し、開放感のあるデザインに仕上げました。天井が高い空間には、控えめな色調のクロスを使うことで、よりスタイリッシュな印象を与えています。また、黒のライティングレールを取り付け、居住者が好みに合わせてペンダントライトやスポットライトを追加できるようにしました。この「自由度の高い空間」が、再販時にも魅力の一つとなるでしょう。
既存のフローリングの上には塩ビタイルを貼り、元の収納部分にはベニヤ板でフラットにし、その上に同じく塩ビタイルを施しました。
古いキッチンを撤去し、幅2100mmのクリナップ製システムキッチン「コルティ」を新たに設置。収納は人気のスライド式を採用し、限られたスペースでも効率よく使えるデザインです。クリナップの「コルティ」は、リーズナブルながらデザインやレイアウトが豊富で、コンパクトな住まいに最適なキッチンとして人気があります。
また、レンジフードや吊戸棚、照明、コンセントなどもすべて新しいものに交換し、キッチンパネルで仕上げました。これにより、清潔感と使いやすさが大幅に向上しています。
元々独立洗面台がないのがネックだったこのお部屋に、新たに横幅750mmの薄型洗面台を設置。これにより、入居者のニーズにも応え、物件の価値を高めることができました。また、脱衣所のドアは開戸から片引き戸に変更し、使いやすさを向上。
ユニットバスは良好な状態だったため、リニューアルは行わず、防水タイプの塩ビシートを壁に貼り、鏡とシャワーヘッドを新調しました。洗濯機置き場はリフォーム途中と見られるスペースに移動し、上部には可動棚を設置。洗剤やタオルなどを収納できる便利な空間に仕上げています。さらに、目隠し用のロールスクリーンを設置して、すっきりとした見た目も確保しました。
玄関エリアにはリビングと同じ塩ビタイルを敷き、土間にはタイル調の塩ビタイルを使用しました。既存のシューズボックスを撤去し、無垢の集成材で作られた可動式棚を6枚設置。金具はマットブラックに塗装し、無垢材とのコントラストが際立つデザインに仕上げました。これにより、ブーツやスーツケースなど高さのある物も収納でき、実用性とデザイン性の両立を実現しています。
元の収納スペースを取り壊し、背の高い2.5mのオーダークローゼットを設置。内部には枕棚とパイプハンガーを備え、たっぷり収納できる空間を提供しました。リビング同様、洋室の床も既存フローリングの上に塩ビタイルを貼り、掃き出し窓の天板にも白い木目調のシートを施し、明るい印象に仕上げています。窓枠や巾木は塗装でリフレッシュし、全体的に清潔感のあるお部屋に変わりました。
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